花粉症・アレルギー性鼻炎

 
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花粉症・アレルギー性鼻炎

小児から成人まで、検査、薬物療法、ネブライザー処置はもちろん、舌下免疫療法もおこなっています。

アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎は、アレルゲン(アレルギーを引き起こす原因)が鼻粘膜から侵入し免疫反応が起こることによって、鼻水・鼻づまり・くしゃみなどの症状が引き起こされる病気です。
通年性アレルギー性鼻炎(一年を通して症状が出るタイプ)と、季節性アレルギー性鼻炎(特定の季節に症状が出るタイプ、いわゆる花粉症)とがあり、両者を合併していることもあります。近年、アレルギー性鼻炎をもつ子どもの増加と発症の低年齢化が報告されています。子どもの場合、症状をうまく表現できず、鼻をこする、口呼吸などの症状で気付かれることもあります。
 

当院での取り組み

薬物療法、舌下免疫療法、手術療法と患者様に最適な治療を提案します

 
診断のために、まずは問診と診察を行います

問診では、症状や発症年齢、症状が出やすい時期、家族歴や他のアレルギー疾患の有無などを確認します。また鼻粘膜の腫れの状態を直接診察して確認します。原因を探るための検査として、血液検査を行うこともあります。

 

血液検査

アレルゲンは人によってさまざまです。当院では各種花粉やカビ、ダニ、動物などのアレルゲンについて検査を行うことができます。大人の方は採血を行います。費用は3割負担の方で5000円程度です。
 
また、アレルギー発症の低年齢化が進んでいます。お子様は注射針が苦手なものです。当院では、指先からの少量の採血だけで、20分で結果がわかる検査を導入しています。検査ご希望の方はお気軽にご相談ください。

 

薬物療法

アレルギー性鼻炎のお薬は、医療の進歩とともに副作用を抑えながら効果を高めた新しいものも増えています。患者様のライフスタイルや症状、重症度に合わせて、お薬の処方をします。飲み薬、点鼻薬、目のかゆみのあるかたは目薬も併用しながら治療効果を高めます。
眠気の出ないお薬も増えてきておりますので、希望があればお気軽にご相談ください。

舌下免疫療法

アレルゲン免疫療法は、減感作療法とも呼ばれ、アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。
アレルギー症状を治す可能性のある治療法と考えられています。
アレルゲン免疫療法には、注射で行う皮下免疫療法と、薬を舌の下に入れる舌下免疫療法があり、当院では、ダニおよびスギ花粉に対する舌下免疫療法を行っています。
この治療には 1ヶ月に 1回の通院が必要で、毎日、長期間にわたり継続して服用する必要がありますが、体質を根本的に治していく治療法のため将来にわたって長期間の効果が見込めます。服用開始前に、ダニまたはスギ花粉症の確定診断が必要です。
また、喘息・心疾患・自己免疫疾患・悪性腫瘍などの病気のある方など治療対象とならない方もおられますのでまずはご相談ください。